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執筆者の写真石川幸佑

良い質問と良い質問になるヒント+@オンラインのコツ

「それは、良い質問ですね。」




セミナーなどで質問をしたあとに、スピーカーがたまに言うコメントである。



良い質問とはなんだろうか。




これに追加して、オンラインでの質問のちょっとしたコツも考えてみる。







良い質問とは



いきなり結論になりますが、良い質問とは


「自分が聞きたいことを聞く」


と考えている。


「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」である。






ビビらず質問すると得られる何か



質問をする際に多くの人は躊躇する。日本人なら特にビビる。


「自分がバカだと思われたら恥ずかしい」という心理が働くからだろう。




それでも、質問したら以下が得られる。


1:質問したら相手は何かしらの答えやヒントをくれる


2:恥ずかしいけど、その気持ちを乗り越えるという経験(ちょっとした度胸がつく。ただし、なれてきたら恥ずかしい気持ちも薄れてくる。)




2は副次的だけども、こういう経験を積み重ねることは精神的にタフさがつく。






高嶺の花への質問



セミナーの例とは違うけども、


すごく素敵な好きな人がいても、勝手に「自分には不釣り合い」と思って諦める。



そこをダメ元で勇気をもって告白してみたら


「オッケーされた」みたいなことはたまにある。



告白したら、相手は自分のことをずっと覚えているかもしれないが、


セミナーの参加者は15分たったら覚えていない。




思い返してみても自分が登壇者でなければ、セミナーでは他人の質問を覚えてはいない。



恥ずかしいと感じているのは自分だけで、周りの人はたいして聞いていない。

だから、純粋に聞きたいことを聞いてもいいと思う。








質問の回答によって理解を深めるヒントにする



相手から質問の回答が返ってくる。セミナーのやりとりでは、多くはAが多い。

中にはBのような人もいる。



A:「わかりました。ありがとうございます。」などで対話を終了する。


B:「わかりました。それについて●●はどうでしょうか」などと深めたり、関連する追加の質問をして対話を継続する。




Bをする人は、最初の質問で得られる回答を想定しており、次の質問を考えている。

このように、対話を継続することで自分の理解や知見を深めるというメリットもある。



セミナーの中では、会がおわったあとに、登壇者と直接名刺交換や話をするので、こういうときに対話が多く行われている。







質問をすることの事前準備


登壇者の話を聞きながら、「この人に何を質問しようかな」という態度で聞く。


もともと、その登壇者の話を聞きたいのであれば、何かしら期待していることがあるはず。




もうちょっと良い質問になるエッセンス


「自分が聞きたいことを聞く」

これに追加して、自分は以下のような点を気にして、セミナーでは質問するようにしている。



・自分だけではなく、まわりの人も聞きたいとおもっているコトを聞く


とあるフリーランスの記者さんに教えてもらったヒントである。

たしかに、まわりの人も聞けるのでハッピーになる。





・切り口を変える


ものの見方や視点を変える。できれば、自分が詳しい領域にもってきて、主題と関連するのかを問いかけること。


例えば、「大企業の場合は●●ということがわかりました。数人のスタートアップの場合は▲▲ということになるでしょうか?」






・相手が伝えきれていないようなコト(エピソード)を聞く


時間の制約で、登壇者はすべてのコンテンツ完全に話すことは難しい。

でも、そのフレーズの奥に多くの苦労や失敗がある。これを深堀りすると事実にもとづいた経験が共有されることがある。


例えば「先程の●●での失敗エピソード、すごく大変だったコトはどんなことですか?」








オンラインセミナーでは質問しやすい


ここまではリアルでのセミナーの話。

最近はZoomなどオンラインでのセミナーも多く開催されている。




これまで数回のオンラインセミナーに参加してみて感じたのは


「質問が多い」ことだ。



おそらくリアルイベントよりも格段に多くなっている。





口頭で質問 VS 紙に書いて質問


自分は学生のときに合意形成ということを少し勉強してました。


そのときに、数人のチームで意見を求めることがある。


このときに、


パターン1:口頭で質問してください。


パターン2:紙に質問を書いてください。




だとどちらが多いか。








日本人は2にすると質問が増える。




もちろん1は同時に質問できないという点はあるにせよ、2は質問の量が増える。



日本人は「書いて質問する人種」だというこを実感している。


セミナーとは違うかもしれないが、youtubeやライブ配信でもテキストでなら多くのコメントが書かれていることはあるだろう。





オンラインではチャットで質問してみる


Zoomや会議ツールではたいがいチャットというテキストメッセージでやりとりするツールがある。これを使うのがいい。

specialchatというサービスがあるが、これはチャットとついてるが、テキストチャットがない!!)



ヒント1:見え方

運営側はそのテキストが質問なのか、コメントなのかがわからない。



なので、自分は相手に識別されやすく、発見されやすいように少しだけ加筆する。


運営側は見つけやすくなるし、検索もできるようになる。


・●●とはどういうことでしょうか?


・【質問】●●とはどういうことでしょうか?????



ヒント2:速度重視ですぐ聞く

セミナーが開始されたら質問リストを作成しながら話を聞く。

「いつでも質問いいですよ」といったらほんとにリストの質問を聞く。

相手もレスポンスがあると嬉しいのでけっこう答えてくれます。


もし質問が不十分であれば、追加のテキストを記入すればいい。




ということで、今回は質問について考えてみました。

ツールや状況がリアルであれ、オンラインであっても質問することよってレベルアップしていきたいです。


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