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  • 執筆者の写真石川幸佑

電動キックボードサービスLUUPを使ってみました

更新日:2021年8月8日

こんちわ。いつもは、ヘルメット+作業着で工事現場にIoTを導入しているスタートアップの人です。石川幸佑と申します。




キックボードにヘルメットなしでも乗れるようになりました

普段は工事現場でヘルメットに愛着があります。

ところで、キックボードがヘルメットなしで乗れるようになりました!



経済産業省は4月23日付けで、産業競争力強化法に基づきマイクロモビリティ推進協議会の4社から申請された新事業活動計画を認定した。計画内において、電動キックボードの公道走行時にヘルメットの着用が任意となる。4社はシェアリングサービスを開始する予定だ。
マイクロモビリティ推進協議会は国内電動キックボード事業者を中心として構成され、今回の計画はEXx、mobby ride、Luup、長谷川工業の4社(五十音順)が提案した。
実証実験では、道路交通法上の扱いが「小型特殊自動車」となり、ヘルメット着用の任意化や最高速度が15km/hとなるなどの走行条件の変更が適用される。なお特例措置は、認定を受けた新事業活動計画にのみ適用される。

ということで、5月くらいからツイッターのタイムラインで、流れてきたのでついにデビューいたしました。






キックボードの乗り方


キックボードのの使い方は以下のようになっています。

これ、アメリカでの使い方と同じですね。

  1. 街中のLUUPポートを見つけて、乗りたいマイクロモビリティを選びます

  2. アプリを立ち上げて、QRコードをスキャンします

  3. 目的地付近のポートまで、ライドを安全に楽しみます

  4. 駐車時の写真をとってライド終了します





LUUPはキックボードのサービスを開始する前にレンタサイクル(写真右)も開始しています。



LUUPのレンタサイクルは既存のレンタサイクルよりも小型なので、ポートが小さくてもいいため、ポートを用意する店舗なども導入がしやすかったのではないかと思います。


キックボードは道路交通法上の扱いが「小型特殊自動車」なので、ナンバープレートやウインカー、バックミラー、クラクションがついています。


まずは、キックボード(写真左)を見つけてQRコードをスマホでスキャンします!

するとロックが解除されます。



グリップの前に自転車のようなブレーキがあり、右側のグリップにはレバーを押し込むことでアクセルとなります。




自分の持っているスマホで目的地をセットします。

その後、スマホを中央左側のホルダーにセットします。







そうしてライドが開始されます。

少し蹴り出した後にアクセルを押すとグイっと進んでいきますー♪



目的地にたどり着くと、停車スポットにおさまっているキックボードを撮影してライドが完了。

これで返却となります。





日本のキックボードを使ってみた感想とUSのキックボードサービスとの比較



キックボードデビューはアメリカで2016年くらいにしていました。

左はBIRDでアメリカで最近上場しました。右はLIMEというキックボードサービスです。


今回使ってみて、自転車と違い視点が高くなるので、いつもと違った景色が見られるのがもっともいいなーと感じた点です。


費用については、初乗り10分間110円、10分以降は1分あたり16.5円(税込)となります。

ドコモのレンタサイクルは30分165円で以後30分ごとに165円なので、少し割高になりますね。





冒頭の通り、アメリカで使ったことも踏まえて比較してみようと思います。


・使い方

日本もアメリカもアプリの設計から使い方返却まで同じですね。




・速度

日本は15km/hという制限があるため、自転車にもスイスイ抜かれてしまいます。2016

年に初めてアメリカで使ったときは30km/h以上は出てたかと思います。



・停車スポット

日本では停車スポットが決められています。対して、アメリカではどこでも乗り捨て放題(一部地域によって)のため、かなり使いやすかったことを覚えています。



・料金

BIRDだと5分くらいのライドで15USDだったので日本のほうが少し割安な感じもします。



・ヘルメット

2016年当時はヘルメットはつけていませんでしたが、けっこうUS内でも事故が起こっていたようです。けっこうな速度が出ていたのでそれもうなずけます。



ということで、

電動キックボードを使ったことがない方は一度は使ってみてはと思います。


自分としては、走る速度の2倍くらいなので、自転車ほどの移動ではないけど、10分程度スイスイ移動したいなーという場面がいいかと感じました。




そして、停車スポットがもっと多く拡大してくれればというところです!





著者:石川幸佑(イシカワ コウスケ) IoTのスタートアップCACH(カック)のCOO(最高執行責任者)で、工事現場や社会インフラ(橋、トンネル)の維持管理の課題解決のためにデジタルトランスフォーメーションを推進中。 経歴はIT企業、SDGs関連のコンサルティング企業、米国のリサイクルスタートアップを経験後、NEDO事業の起業家候補(スタートアップイノベーターSUI)支援や、東京都の創業支援施設のコミュニティマネージャーとして、多くの起業家やスタートアップの支援を実施。 トレラン後の風呂とサウナが好き。

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