東京都内のとある大学のゼミ生に対して、大学関係者の友人のおかげで、この２年くらいナナメの関係（利害関係のない第三者との関係）を築いてきた。
この度、３月１９日に第一期のゼミ生がめでたく卒業となるので、
そんなみなさんにお祝いとともにオセッカイのメッセージを記載する。
大きく２つにヒントのカテゴリをわけました。
・社会人になったときのヒント
学生を卒業して、社会人になったときのちょっとした人生のヒント
・仕事についてのヒント
学生を卒業して「仕事」をする人は多い。仕事をはじめたばかりの人へのヒント
社会人になったときのヒント
・死ぬこと以外は「好きにやったらいい」
学生を終えて、働き始めると、つらいことがしょっちゅうおきる。
働きはじめの１−２年目は学生の時とはルールの違う世界に失望することも多い。
社会化され、自分を見失うこともあるかもしれない。
それでも、死なないことが大事。
生きてると時間があるので、時間を転職やニート、長期間の旅行にだって交換できる。
自分の人生なので、好きにやったらいい。
・社会人は楽しい。最高の人生ゲームをやろう。
学生のときよりできることが増える。
スキルや経験を獲得し、仲間が増える。
少しずつ自分の時間も増えてきて、世界の見え方がかわることもある。
つまらない人生はないけど、人生をつまらないと語ることはできる。
なので、失敗しても、自分が楽しく、面白く、感動的な人生ゲームを語れることをオススメする。
・好奇心を信じて、いろんなものを食べよう
世界にはいろんな食べ物がある。
知ってる食べ物のうち、好きな食べ物、嫌いな食べ物がある。
そして、知らない食べ物がある。
まずは、好奇心を信じて、
知ってる食べ物をどんどん食べて、自分の好き嫌いを知ってみる。
次に、好奇心を信じて、
知らない食べ物を知る。
これをやっていくと、世界の中で、自分が本当に好きな食べ物がわかる。
同じことを付き合う人、仕事、趣味にもあてはめてみる。
勇気をもって「実」を食べると何かが変わることもある。
仕事についてのヒント
・あいさつという魔法を使う。
上司や先輩が仕事を渡すのは、最初はキミが好きかどうか。
その差はあいさつくらいから始まる。
・０秒でやりますと言う。
仕事はどうせやるしかない。そして、最初はスピードしか価値がだせない。
すぐにやりますと言う。
・「○○の人ね」で覚えてもらう。
会社やチームの中で、１つでもいいので、○○について、聞かれるような人になったら、価値を出し始めている。
・あたらしい学びや気づきを書き出す。
どんなささいな成長も毎日記録して、自分が前に進んでいることを感じる。
量が質を高める。
・ひとまずスゲー働いてみる。
なにかに全力でやってみるという経験をすると違った世界に見えてくる。
全力になったことのあるひとは他でも全力になれる。
・月に一度は仲間（利害関係のない友人）と連絡をとる。
仲間でありライバルである人と再会してお互いに励まし合う。
一人では遠くには行けない。
・希望通りの会社や配属にならないときはチャンスと信じる。
自分があえて選ばない場所での経験は価値になる。
Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ ｔｈｅ Ｄｏｔｓ.
卒業おめでとう！！
卒業する第一期のラボ生（ゼミ生）のみなさん、２年間大変でしたね！
他の大学生より大変だったと思います！
いろんなプロジェクトを企画、実施、改善してきましたね。
難しい本も読みましたね。
自分の論文も書きましたね。
４月からは少しゲームのルールや見える世界が変わってるな、
と思うかもしれません。
ぜひ今の仲間を大事にしつつ、最高の人生ゲームを楽しみましょう。
そして、また会いましょう！
著者：石川幸佑（イシカワ コウスケ）
ＩｏＴのスタートアップＣＡＣＨ（カック）のＣＯＯ（最高執行責任者）で、工事現場や社会インフラ（橋、トンネル）の維持管理の課題解決のためにデジタルトランスフォーメーションを推進中。
経歴はＩＴ企業、ＳＤＧｓ関連のコンサルティング企業、米国のリサイクルスタートアップを経験後、ＮＥＤＯ事業の起業家候補（スタートアップイノベーターSUI）支援や、東京都の創業支援施設のコミュニティマネージャーとして、多くの起業家やスタートアップの支援を実施。
トレラン後の風呂とサウナが好き。