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執筆者の写真石川幸佑

干支3回転まで生きて何を学生に伝えるか

にーんげーん50ねーん下天の内をぉー


ということで、信長の生きた戦国時代なら残り14年の命。



現代は人生100年時代と言われているので、ずいぶん長生きできる世の中になった。



今年は歳男ともあって、年始のカウントダウン・ジャパン@幕張メッセでねずみのTシャツを買った。


そして、世間はネズミではなく、ウイルスでもちきりとなった。




日々の振り返りのメモ書き


そんなコロナの中でも毎朝起きては、メモを書いている。


目的は以下の2つで、メインは2番目になっている。

・頭の中をスッキリさせる

・昨日の学びは何だったのか



戦国時代のように生きるか死ぬかというゲームルールではなく、わりとコツコツさが現れやすい現代、


そして、スタートアップにいればなおさら日々何を学んだかが成功へのカギとなることは間違いない。(スタートアップでなくても、大事な要素ではある)




大学生に何を伝えるか


そんななかで、学生にちょっと話をしてほしいという依頼をいただいた。


相手は10人ほどの大学生で、アントレプレナーシップ(起業家精神)を学ぶ授業の1コマ。



自分も含めてゲスト講師は10人おり、自分は9番目の順番である。



9番目ともなると、セオリーや理論的なことは他の誰かが話しているだろうと考え、

もっとオリジナリティのあるコンテンツにしようと決めた。




内容が重複していないかを確認するために、

これまでのゲスト講師のかたのビデオを共有してもらって全部を見た。




これが各回面白い!



いやー さすが普通の人は話していないし、毎回が学びになる。




この過去8人の話を振り返りつつ、オリジナリティを出すには。

まさに自分の人生を話すのがいいのでは、ということで、




自分年表を書いてみる

偉人や賢人の年表を見ることがある。


今年はいろんなところに行って、坂本龍馬、ジョン万次郎、宮沢賢治、白洲次郎の年表を見た。



年表には

・西暦

・その人が何歳で

・何をして、

・そのとき世間に起こった出来事

の4点セットが書かれていることが多い。



偉人なので、わりとスゴいイイことばかりが掲載されている。



でも、人生そんなにスゴいイイことばかりではない。


むしろ、失敗や大変なこと、他人にはあまり言いたくないこともある。



これらのヨクナイことは

・ターニングポイントである

・多くの学びがある

で溢れているネタなのだ。



なので、自分もリーマンショックで就職活動がうまくいかないとか、会社をクビになるとか、ニートになるとか。

そういうことを書いた。



わりとヨクナイことは当時はヨクナイと認識していたし、まわりに迷惑をかけたこともあったけど、時間がたつと、自虐的なネタとして話すこともできる。




加えて、

ヨクナイことからどんな学びがあったとか、

悪くなっていた人間関係が改善したとか、

ということができていればよりオリジナルで自分らしい自虐ではないネタになりえる。




それらのヨクナイことを1つ1つ振り返りつつ、

生まれてから干支が3回転するまでに行った年表は自分の財産にもなる。



こうして作られた年表から、大学生に対しては、

9つのヒントを伝えることとした。



ちなみに年表作成で

1つおすすめなのは、1年でも2年でもいいから、

未来の出来事を記載しておくことだろう。




まだ人生100年くらいあるし。ちょっとだけ先のことを書いておくのがいい。




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