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執筆者の写真石川幸佑

他人が創った目標、自分が創った目標



SDGsから考える目標


先日、教育に関わっている方々とお話する機会がありまして、「SDGs」と目標についての話題です。


きっかけは小学生を対象に教育に関する方のコメントでした。


「授業をしていると「これってSDGsだね。」という小学生がいる」


「小学生くらいの親だとSDGsというワードに反応しやすい」


そんなにも小学生の親子ではSDGsというワードが普及してるというのは、自分にとっては驚きでした。





というのも、自分のこれまでの経歴として、環境問題に関するビジネス(二酸化炭素の排出権、省エネ、植林、カーボンオフセット)に関わったことがあるからです。


今のSDGsの前進としてはMDGsがあり、自分が環境ビジネスに関わっていたときは、MDGsという言葉を知っている小学生の親子はほぼいなかったはずです。

ミレニアム開発目標(Millennium Dvelopment Goals: MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標。2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。  by外務省

MDGsと比較すると、SDGsの普及は妙に拡大しているように感じられます。




他人が創った目標


SDGsとはまさに他人、ここでいうと国連が創ったわかりやすい目標になります。


「多くの人は、他人の創った目標に従うことで、自分の行動を認めてほしいのではないか」


というコメントも別の方からありました。特に日本人は右にならえ、お上にしがうという傾向が強いのかもしれません。






自分が創った目標


それに対して、自分が創った目標は、「自分がどうなったら、幸せになるか」のヒントになるのでは?と考えています。


幼い頃は、お金持ちになりたい、モテたい、あの学校に入りたいというような自分の目標からスタートする人もいると思います。


そこから、生きている中での自分自身の経験を踏まえて、自分の価値観が形成されることで、目標にも変化がでてきます。


価値観だけでななく、健康状態、働いている会社の状況、家族などいろんな要素でも変化します。






自分が創った目標の入れ替え


この1−2年で目標の管理というか、入れ替えをしています。


1.A4の紙に4−5個ほど思い浮かんだ目標のキーワードを書き出します。

2.自分にとっての順位付けを大事な順番でつけていく

3.1番大事なものにまるをつける

4.半年から1年で更新する。同じままでもOK


「1年前はコレが最優先だと思ってたんだなー」など

目標を定点観測することで、自分の何が変化しているか、変化していないかを見ることもできます。





著者紹介:石川幸佑(イシカワ コウスケ)

IoTのスタートアップCACH(カック)のCOO(最高執行責任者)で、工事現場や社会インフラ(橋、トンネル)の維持管理の課題解決のためにデジタルトランスフォーメーションを推進中。


経歴はIT企業、SDGs関連のコンサルティング企業、米国のリサイクルスタートアップを経験後、NEDO事業の起業家候補(スタートアップイノベーター:SUI)支援や、東京都の創業支援施設のコミュニティマネージャーとして、多くの起業家やスタートアップの支援を実施。


トレラン後の風呂とサウナが好き。

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