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執筆者の写真石川幸佑

加藤一二三とTEDに学ぶ決断・選択

更新日:2021年5月31日

こんちわ。いつもは、ヘルメット+作業着で工事現場にIoTを導入しているスタートアップの人です。


4月から新しい仕事や環境に変わり、5月の連休でなにか疑問を感じる人も多いですね。


自分は3年くらいで、仕事がかわっていたのだけども、

そのたびに「この選択(決断)はコレでいいのだろうか?」

ということを常々考えていました。


なので、今回は人生の決断について自分が学ぶことが多かったものを記載します。




加藤一二三 「闘いのときの決断」


・盤面見た瞬間に「直感の手」が浮かぶ どんな局面でも95%は正確にいい手が浮かぶ。


・その後、更に考えると「後から考えた手」 が思い浮かぶこともある。


「後から考えた手」については、自分が大成功するよう勝手な読みをしているという。それは、どこかに甘い読みをしており、その結果、失敗することがかなりあった。


・「直感の手」と「後から考えた手」で悩んだら理屈抜きで「直感の手」を選ぶ


・ひらめきは人間に与えられた防衛本能である。



出典:天才の思考法 大公開!! ひらめき力で勝利を掴む 加藤 一二三




ルース・チャン「難しい選択の仕方」TEDより


難しい選択について、困惑のもとは 「価値」に関しての思い込みにある。


  • 正義や美しさ優しさなどの価値を私たちはうっかり長さや質量・重さといった科学的な数量と一緒にしてしまう。


  • 数量として比較した場合、どちらかが「大きい」「小さい」「同じ」という3つの可能性になる。




価値の世界では2つの選択肢は「大きい=良い」「 小さい=悪い」 同じ」を越えて、どちらも「互角」である。

  • どちらも同じ価値の領域にあり、同じ価値のレベルにある。ただし、価値の内容が大きく異なっている。



互角の選択肢の中から 選択をする時、自分というものを 選択の理由にできる

  • 「ここが私の居場所です」「これが私という人間です」など与えられた理由ではなく、自分で作り出した理由をつくる。


  • その理由を自分で作ると 私たちは真の意味で 本来の自分になる。自分の人生の作者になる。


難しい選択を迫られても 規準を定める力を発揮しない人は 漂流者

  • 漂流者は自分の人生のストーリーを 世間に委ねる。 褒められるとか 怖いとか ラクな道を選ぼうとか 賞罰の仕組みに自分の進路を任せてしまう。


難しい選択を経験して学んだことは 自分がどこに主体性を置くか、自分が何を目指すのかに表れる。難しい選択を経験することによって なりたい自分になる。



出典:難しい選択の仕方 ルース・チャン




著者:石川幸佑(イシカワ コウスケ)


IoTのスタートアップCACH(カック)のCOO(最高執行責任者)で、工事現場や社会インフラ(橋、トンネル)の維持管理の課題解決のためにデジタルトランスフォーメーションを推進中。

経歴はIT企業、SDGs関連のコンサルティング企業、米国のリサイクルスタートアップを経験後、NEDO事業の起業家候補(スタートアップイノベーターSUI)支援や、東京都の創業支援施設のコミュニティマネージャーとして、多くの起業家やスタートアップの支援を実施。

トレラン後の風呂とサウナが好き。

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