会社の紹介をするときに、「うちの会社はベンチャーなんです」という会話を聞くこともある。
自分もよくピッチや展示会、商談のときにはベンチャー企業ということを伝えることが多い。
ただし、ベンチャー企業には種類がある。
現時点で自分が働いているのはベンチャー企業のうち、スタートアップといわれる種類の企業になる。
これまで自分は、
いわゆる大企業という数百人の「大企業」で働いたこともある。
その後は転職して、「中小企業」で働いた。
そして、「個人企業」いわゆるフリーランスとして活動して、年末のめんどうな確定申告もしたこともある。
ついでにいうと、「NPO」を作ってそこで活動してたこともある。
転職や起業をするときに、自分がどんな会社にしたいのかを知っておくこはけっこう大事で、
よくあるのは業界や業種という切り口。そして会社の規模。規模はおよそ人数や売上などがある。
そして「ベンチャー企業」なのか「大企業」なのか。
という話もよく出てくる。
ベンチャー企業とはざっくりと3つに分類されるようだ。
(今回は大企業かつベンチャーというのは含めていない。)
●個人企業
外部投資を必要としない。
個人企業として永続させる。
例えば、ファミリービジネスや個人商店など。
●中小企業
外部投資は必要だが、
オーナー(過半数の株式を保有)として経営していきたい。
イグジット(IPOやM&A)は必ずしも望まない
●スタートアップ企業
外部投資や人材も入れ、
ビッグドリームを実現するため、マネジメントチームを強化
イグジット(IPOやM&A)も通過点で資金調達をしながら新ビジネスを拡大していく。
上記分類は自分がKAPIONで働いていたときの資料を参考に加筆したもの。
個人的には「成長スピード」や「イグジットの有無とタイムリミット」などがいい判断材料になると思う。
別にどの企業の分類がいいとか悪いわけではなく、自分がその分類に合っているかが大事。
上場企業なら成長速度をコントロールしているけど、
ベンチャー企業でどんな成長速度なのかを意識するのは、転職をしたことがないと気づかないかもしれない。
例えば、IoTのスタートアップをやっていると、「受託開発はやらないんですか?」という
質問も受ける。
今のスタートアップでは受託開発はやらない。
たしかに、受託開発を何件も受注して、売上を上げることも一つの成長の方法だと思う。
ただし、1つ1つ別の受託開発をやるよりも、具体的な顧客と切実な課題の組合せをこだわり、 再現性をもったビジネスをやるほうが自分たちは成長スピードが早まって目指しているところに近づくと考えている。
ブログを読んでいただいた方は大企業でしょうか。ベンチャー企業でしょうか。
自分に向いている・向いていない企業はどっちのタイプなのか。
Comments