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執筆者の写真石川幸佑

ベンチャー企業の種類(個人企業、中小企業、スタートアップ)

更新日:2021年1月31日


会社の紹介をするときに、「うちの会社はベンチャーなんです」という会話を聞くこともある。



自分もよくピッチや展示会、商談のときにはベンチャー企業ということを伝えることが多い。






ただし、ベンチャー企業には種類がある。

現時点で自分が働いているのはベンチャー企業のうち、スタートアップといわれる種類の企業になる。


これまで自分は、

いわゆる大企業という数百人の「大企業」で働いたこともある。

その後は転職して、「中小企業」で働いた。

そして、「個人企業」いわゆるフリーランスとして活動して、年末のめんどうな確定申告もしたこともある。

ついでにいうと、「NPO」を作ってそこで活動してたこともある。



転職や起業をするときに、自分がどんな会社にしたいのかを知っておくこはけっこう大事で、

よくあるのは業界や業種という切り口。そして会社の規模。規模はおよそ人数や売上などがある。

そして「ベンチャー企業」なのか「大企業」なのか。

という話もよく出てくる。



ベンチャー企業とはざっくりと3つに分類されるようだ。

(今回は大企業かつベンチャーというのは含めていない。)

●個人企業

外部投資を必要としない。

個人企業として永続させる。

例えば、ファミリービジネスや個人商店など。


●中小企業

外部投資は必要だが、

オーナー(過半数の株式を保有)として経営していきたい。

イグジット(IPOやM&A)は必ずしも望まない


●スタートアップ企業

外部投資や人材も入れ、

ビッグドリームを実現するため、マネジメントチームを強化

イグジット(IPOやM&A)も通過点で資金調達をしながら新ビジネスを拡大していく。



上記分類は自分がKAPIONで働いていたときの資料を参考に加筆したもの。

個人的には「成長スピード」や「イグジットの有無とタイムリミット」などがいい判断材料になると思う。



別にどの企業の分類がいいとか悪いわけではなく、自分がその分類に合っているかが大事。

上場企業なら成長速度をコントロールしているけど、

ベンチャー企業でどんな成長速度なのかを意識するのは、転職をしたことがないと気づかないかもしれない。



例えば、IoTのスタートアップをやっていると、「受託開発はやらないんですか?」という

質問も受ける。


今のスタートアップでは受託開発はやらない。


たしかに、受託開発を何件も受注して、売上を上げることも一つの成長の方法だと思う。

ただし、1つ1つ別の受託開発をやるよりも、具体的な顧客と切実な課題の組合せをこだわり、 再現性をもったビジネスをやるほうが自分たちは成長スピードが早まって目指しているところに近づくと考えている。



ブログを読んでいただいた方は大企業でしょうか。ベンチャー企業でしょうか。

自分に向いている・向いていない企業はどっちのタイプなのか。

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